Unihertz Titan Pocket が来たので
modified
工場生産体制に定評のあるUnihertzさんの最新作が届いたので、とりあえずおもしろガジェット枠で何日か持ち歩いています。
思ったことを順不同で書き留め。 全体的に結構気に入っています。
配送とか
Kickstarter出資の返礼。佐川急便で到着。出資IDは3桁台終盤だったが、9月3日着だったので国内最速プラス1日で届いた模様。
配送先記入時に追加したTPUケースと一緒に、大陸から物品が来るときにありがちな厚めの薄いビニール袋(?)で無造作なノークッションスタイルで来た。本体の箱が固いのでこれで必要十分。
所感
初回起動時に動作チェックモードというかメンテナンスモードというか、大陸の漢字が並ぶ謎画面で起動してきた謎。適当に終わりにする雰囲気の項目を選んだら普通に起動した。あれは何だったのか。
形状・質感
- わりとかっちりしている。素材がずっしり詰まっている感じがして、金属の塊感が高い。
- 背面のH形状は薄く溝が彫ってあるくらいで、(見た目とは異なって)ほとんど平ら。溝に指がかかるので結構持ちやすい。
- TPUケースは左右が薄めで上下が厚め。背面の溝切りも本体同様に加工がある。持ちやすい。上下が硬いので出し入れの困難性が高い。角3箇所を先にはめておいて最後の1箇所を強引にねじ込む感じ。
- とはいえ、重量があるので長い間の片手持ちは辛い。
- TPUケースを正面から見て右下にストラップホールあり。
入力系・キーボード
- キーボード入力の両手持ちがしっくりくる。人差し指で背面から側面を挟み、親指で全域をカバーするスタイル。最下段の両端はやや打ちにくいものの、概ねミスなく入力できる。各行には傾斜が、列方向にははっきりとした溝が付いているので、慣れてきたら目視しなくてもキーの区別ができる気がする。
- キーボードを過去端末と比較すると、WS011SH よりはだいぶ固め、 Motorola Flipout よりもほんの少し柔らかいかな、という感触(比較対象が古い……)。総じて悪くない。
- キーボードを押すと、場所によっては粘着テープが付いたり離れたりするようなねちねちした感触が若干する。このへんは個体差かもしれない。
- 指紋センサーはかなり反応がよい。判定精度も高い。ホームボタンを兼ねているため、最初はふと触れたときに誤って反応してしまうが、ある程度端末を触っていると慣れる(用がないときに触れないようになる)。
- キーボード上を撫でての画面スクロールもいい感じ。
画面・表示
- 既に液晶保護フィルムが貼られている状態だった。めっちゃ斜めにずれて貼られていて趣深い。保護フィルム表面の青い保護シートをはがすと、あまり気にならなくなったのでそのまま使っている。
- 液晶画面が狭めで、キーボードとの間が空き気味ではある。もう少し本体サイズ切り詰め or 物理キー数増 or 画面拡大があればとは思う。まあでもこんなもんじゃないか、とも思う。小さい端末故の内部空間制約もあるだろうし。
- 画面がほぼ正方形のため、個人的には画面回転(横位置の表示)に意義を見出だせないことから、 Rotation Control を利用して縦方向に完全固定している。アプリ制限の機能が有効になっているので、バックグラウンドにまわったときにkillされないようにしておく。
- 最小幅は596dpにした。Chromeがタブレットモードにならないギリギリの線。
動作
- 全体的にきびきび動いている。ブラウザやメール、テキスト入力などの軽作業では特に遅い感じはしない。
- 5GHz帯のWi-Fiが超絶不安定(おそらく一定期間無通信になったあとの復帰が死を招いている)。
- UQのデータ通信専用のデータ高速プラン(既に新規加入受付終了)と楽天モバイルで通信確認。
tips
楽天モバイルで Band 3 だけ掴むようにする
auローミング接続時は SMS が飛んでこないようなので、 Rakuten Link のログインで困る。
Titan Pocket では EngineerMode から使用するLTEバンドを制限できる。
- 電話アプリで次を入力。
*#*#34635280#*#*
- BandMode → SIMを選択
- Band 18 と Band 26 のチェックを外せば、auを拾わないようになる。
あと、4G固定のため Network Selecting から LTE only を選んでおいた
(アップデート 2021-09-22 にて、4G固定の設定が不要になりました)。
何か思いついたら適当に追記していきます。