GPD Pocket2 のキーボードファームウェアが出ていた
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バッククォートと謎の半/全キーとで発行するコードを異なるものにするファームウェアが出ていたので適用しました。
- 公式ページ GPD Pocket 2 Firmware & Driver & BIOS から 「GPD Pocket 2 Keyboard Firmware (Japan)」をたどって入手
変更点
適用後のスキャンコードは以下の通り、バッククォートキーが変化します。
キー | FW適用前 | FW適用後 |
---|---|---|
半/全 | 0x0029 | 0x0029 |
バッククォート | 0x0029 | 0x007D |
なお、ファームウェアに添付されているレジストリファイルを適用するとJIS配列相当として認識されるようになってしまうので、キーの表示をそのまま活かしたいときは、ファームウェアだけを当てて手動で調整する必要があります。
調整例
バッククォートキーは、バックスラッシュ・円マークキー(スキャンコード 0x007D)として機能するようになっているので、表記通りバッククォート(0x0029)に。
半/全キーはUS配列としてはバッククォート(0x0029)となっているので、これを適当なキーに(W10Wheel.NET で スクロールキーに割り当てている ScrollLock: 0x0046 としてみました。ついでに CapsLock: 0x003A を Application: 0xE05D に)。
ということで、こんな感じに。 US配列の外付けキーボードではバッククォートが使えなくなるのが難点です。
キー | FW適用前 | FW適用後 | 調整後 |
---|---|---|---|
半/全 | 0x0029 | 0x0029 | 0x0046 (ScrollLock) |
CapsLock | 0x003A | 0x003A | 0xE05D (Application) |
バッククォート | 0x0029 | 0x007D | 0x0029 (バッククォート) |